事例詳細

CASES

課題(お客様のお困りごと)

ホットプレスに横型連続炉、ガス炉または通電加熱炉を使っているケース

  • 横型連続炉だと横長で大きい (設置面積が大きい)
  • ガス加熱では、排気ロスが多く無駄なエネルギーが発生するので加熱効率が低い
  • 通電加熱では、部品形状によって部品内の温度バラツキが発生する
  • 不具合が発生した場合などに装置の稼働を止めたくない
  • 加熱炉だけでなく部品の搬送(投入/取出)も提案して欲しい
  • 条件出しや、評価のために実際に加熱実験を行いたい

ご提案内容  <自動車用ホットプレス加熱装置>

  • 弊社の液晶用多段式加熱炉で培ったノウハウを活かした、設置面積の小さい縦型多段方式を採用します
  • 加熱効率の高い薄型面状遠赤外線ヒーターを使用します
  • 部品に対して遠赤外線を均一に放射して加熱します (遠赤外線加熱、IR加熱)
  • 各段が独立チャンバー構造で使用段の選択が自由に出来ます
  • 搬送機(投入/取出)を含めたライン提案をいたします
  • 弊社にて評価用実験炉をご用意しております

標準仕様の場合

加熱効率:60%以上
段数:8段
投入ワーク寸法:W1500×L600
タクトタイム:15秒(SPM4)
納期:5ヶ月
投入/取出搬送:対応可能

効果(お客様のメリット)

  • 省スペース (設置面積は横型連続炉の約1/3)
  • 急速加熱とランニングコスト低減 (高い加熱効率:60%以上)
  • 均一加熱が可能 (均一放射加熱により部品形状に依存せず)
  • スキップ運用が可能 (使用段選択)
  • 装置立上時間短縮とお客様側作業軽減 (ライン提案)
  • 実験炉による事前評価が可能 (机上での熱シミュレーション対応も可能)